社会保険に加入できる求人のメリット

介護職の求人で、社会保険に加入するメリットとしては、やはり手厚い保障を受けることができる点が挙げられるでしょう。厚生年金にに加入することによって、将来受け取ることのできる年金額が増額されます。国民年金加入の場合は老齢基礎年金のみの支給になりますが、厚生年金に入っている場合は、それに加えて老齢厚生年金の支給対象にもなるのです。

さらに厚生年金加入者の場合は、病気や怪我などで障害を負った時の保障についても、国民年金加入者と比べて手厚くなっています。国民年金が障害等級二級からの支給なのに対して、厚生年金は三級からが支給対象です。年金保険料の面でも、優遇されているといえるでしょう。国民年金の場合は加入者一人一人が保険料を支払うことになりますが、厚生年金は夫婦の一方が厚生年金加入者で配偶者が扶養になっている場合、配偶者の保険料はゼロになります。

保険料のメリットとしては他にも、所属する会社が半額を負担してくれるという点が挙げられます。手厚い保障内容に対して、保険料の負担を軽くすることができるというところも、社会保険に加入する大きな利点といえるでしょう。また労災保険に入っている場合は、仕事中または通勤中などの怪我について治療費や仕事を休む間の給与について保障を受けることが可能です。万が一障害を負ってしまった場合も、生涯にわたって保障が続きますので安心です。さらに会社側の経営悪化などの事情で休業してしまった場合には、休業手当が支給されます。