社会保険に加入できる介護職の条件

介護職に関わらず、仕事をする際には労働者に様々な負担が降りかかります。勤務中にケガや病気をする可能性もあれば、何らかの理由によって失業する可能性もあり、それらを常に意識していては安心して働くことはできません。その不安を解消するための手段のひとつが、社会保険に加入することです。社会保険とは、万が一のリスクに備えた公的保険制度のことで、雇用保険や労災保険、健康保険に厚生年金、介護保険などが当てはまります。社会保険にはそれぞれ加入条件があり、働いていれば良いというものではありません。労災保険は労働者ならば加入できますが、雇用保険や健康保険、厚生年金は週に20時間以上の労働が必要です。

また、すべての介護施設において社会保険が加入できるわけではありません。施設の中には社会保険を整えていないこともあるので、社会保険が完備している施設を探すことが必要です。社会保険が完備されている介護職の探し方は複数あります。ハローワークでは労働条件のひとつとして社会保険の完備を伝えておけば、社会保険が完備された介護施設の仕事を優先的に紹介してもらうことができるでしょう。求人サイトから探す場合には、勤務条件の項目から社会保険完備という項目にチェックを入れてから検索することで探すことが可能です。

また、労働時間が加入条件となることもあるので、週3日以上や一日8時間勤務などを条件から選び、20時間以上の労働時間になるかどうかで検索してみても探しやすいです。紙の求人票の場合も同様で、社会保険完備と記入された求人を探すと良いでしょう。社会保障についての詳細は【介護職の職場選び~社会保険とは?~】にも書いてあったのでぜひ目を通してきましょう。